予防歯科(歯周病治療)

虫歯を削り、金属の詰め物・かぶせ物をすれば、何だか以前よりも歯が強くなった感じがしますよね。
しかし、残念ながら、歯は削れば削るほど弱くなっていきます。
言い換えると、治療をすればするほど虫歯の再発リスクは高くなります。
せっかく治療した歯なのだから長く、快適に活用したいですよね!
そのためには、定期的(3カ月~6カ月毎)に歯科医院でのメインテナンスが非常に効果的です。

なぜ予防歯科は必要か?

予防歯科の目的は「お口の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。
小さなお子様であれば、虫歯が1本もないお口の環境をつくることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、新たな虫歯、歯周病の進行、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶・コーヒー・タバコなどの汚れを完全には落とすことはできません。正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアがあなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです。

上の図からお分かりのように、欧米では虫歯や歯周病にならないため積極的に歯科医院を活用しています。
日本人が持つ歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ、」という考えです。結果、グラフにあるように70歳での平均残存歯数に大きな差が出ています。
歯は一度失うと二度と生えてくることはありません。ずっと健康な自分の歯で美味しくごはんを食べたい方は、今から予防歯科を始めましょう。

歯周病は、実は多くの方がかかっている病気です。初期段階では自覚症状がなく、重症になってから気づかれるケースが大半です。虫歯治療を行う前に歯石を除去し、マッサージをかねたブラッシングを行い歯ぐきからの出血を減らします。

歯成人の90%が歯周病菌に感染しています。

・朝起きると口の中がネバネバする
・口臭が気になる・試摘される
・歯磨きで血が出る
・プラークが多い
・歯ぐきから膿みが出る
・歯がぐらぐらする
・このような症状の方のための治療法です。

このような症状の方のための治療法です。

・治療後は朝起きると口の中が爽やかになります
・ネバネバ感がなくなります
・歯ぐきからの出血がなくなります
・プラークの量が10分の1に減ります